塾の先生をするということで、教育の本だったり心理学的な本を読むのだけれど、その中でも確かにこれあってるかも。って感じたものを紹介します。子育てに困っている保護者さんいたらぜひ。
① 勉強のことで怒らない。
これ。できる生徒の保護者って基本何も言わない。
優秀な生徒だって、たまには得点が下振れることも当然あるのだけれど、そのときでさえ何も言わない。きっと子供を信じているんだろうなあと思う。個人的にはこれが一番大事だと思う。
② 褒めるところを探してる
これは成績が上がる生徒の保護者の特徴かな。例えば5教科全部で30点の生徒がいるとするじゃないですか。そんで1か月頑張って、1教科だけ60点とったとするじゃないですか。そのときに、まず1教科平均点にのせられたね!って、次は2教科平均点超えようね!って言ってくれる親の子は伸びやすい気がする。逆に成績が上がらない生徒って、他の4教科の点数が低いことをしゃべってしまうんだよね。階段を1段ずつ登っていく感覚で、少しずつ頑張ろうねっていう感覚があるといいなあ。
③ 子供の前にダラダラしない。
これは本当に当たってる。
勉強しない生徒の保護者って、子供の前でダラダラする傾向が強い気がする。今まで親の悪口を言う生徒をちょいちょい見かけたけど、大体
「自分はTV見てダラダラしてるくせに」とか
「自分は勉強してこなかったくせに」とかなんだよね。
でもこれって当たり前だと思う。
勉強しろ~って言ってる本人がダラダラしてたら、そりゃ子供だって反発するよな。ちなみに僕の父上は、社長っていうこともあるのだけれど、毎日10時間~11時間働いてたから、休みなく仕事(勉強)するっていうことが、結構普通なんだよね。
番外編 徳野家流子育て
母上によく言われてた言葉
「あんたはお父さんの子だからやればできる子かもしれないけど、
母さんの子だからやってもできないかもしれないから、無理しなくていいんだよ。」
う~ん。深い。別のブログで書くけれど、勉強の不出来って遺伝に相当関連するんだよね。だからこの言葉は科学的にはあってる。
でもそんなことより、やればできるかもしれないけど、やってもできないかもしれないっていう、生きていく上で大切なことを教えてくれてるのが素晴らしい。そしてさらっと出来なかったときの言い訳を作ってくれてるのもありがたい。でもやればできるかもっていう希望を持たせてくれてるのも素晴らしい。
こんな言葉を子供にかけられる親になりたいなぁ。