05 Feb

今日生徒と話になった表題の件。

某寿司屋で迷惑行為をした少年について。

SNSでは、

しつけがなってない。

厳しい罰を与えるべき

という意見が大多数のようだ。

確かにしつけがなっていないことは事実で、刑事事件として扱われた際は罰を与えるべきだ。(民事なら賠償金を支払ってもらうことになるだろう。)


ただ、それより思うことがある。

きっと彼は親からの愛を受けていないか、その愛に気づいていない。


というのも、仮に子どもが違法行為(または道徳的に良くない行為)をしようと思ったとして、それをしない理由は何なのか考えて欲しい。

万引き、殺人、器物破損、何でもいい。

きっと多くの人は何かしら犯罪をしたいと思ったことはあるだろう。

ただ、なぜ多くの子どもは実行にうつさないのだろう。


有罪になると前科がつくから?

前科がつくと就職が面倒だから?

損害賠償を払うのが面倒だから?


いいや違う。

違法行為をしたら親が悲しむから。

友達との友情がなくなるから。


じゃないだろうか。


殺人をする→少年院→友達から見下される→友情崩壊

万引き→親が呼ばれる→なぜか親が怒られる(今回みたいに)→親がかわいそう

そうなるから多くの子どもは犯罪に待ったをかけられるのだ。


そう思えば、

きっと今の彼に必要なのは、罰でもしつけでもなく、親から、友からの愛ではないだろうか。



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