僕は中学校時代、テストの問題を真剣に考えていた記憶がある。(そんなことしてる間に勉強した方がいいけど)
平均点を50~60の間にしようとしているのは知っていたから、
だとすればどんな問題が何点分出るかを当てるのは案外簡単なのである。
例えば中11発目のテストであれば、計算しか習ってないのだから、計算は確定ででる。じゃあ何点分出るの?ってなると、
簡単なやつが30点分(3-7とか)、難しいのが10点分(なんか長いやつとか分数とか小数とか)ぐらいだろうか。
クラスの全員がここで40点とれるはずもないし、
こうすればここまでで平均点は30点ぐらいだろう。
そういえば用語とかも出るって先生が言ってた気がするけど、
用語なんてさほどないし、せいぜい10点分だろう(自然数とか整数とか)
クラスの皆が用語を全て覚えているなんて思えないから、まぁ大体ここで平均6点とか。
というわけでここまでで平均点36点。
そういえば、東に2m行くことを+2mとすると、西に3m行くことは~
みたいなやつもあったなぁ。これで1問3点にして、2問出せば・・・
と、こんな感じに平均点が60ぐらいなるように、そしてその問題をクラスのどのくらいの子が正解できるだろうか
っていうのを長い時間考えて記憶がある。
自分はこういう小賢しいことを考えるのは割と好きだ。
スポーツにしても、こういったことを結構考えていた記憶がある。
でも、多くの子はそうじゃない。
考えるのは嫌い。1分以内に答えが出ないならもう考えない。
楽に答えがでる方法を知りたい。その根拠は知りたくない。
(公式だけ覚えて、その公式がどうつくられたかには興味がない)
楽に成績を上げたい。
こんな子がほとんどだろう。
僕と皆の間には割と大きい壁があるなぁ。
と、最近思う始末。