25 Jul

仕事柄上、

分からないところを聞かれればすぐ教える。

受験で1点でも多く取るために、出題頻度の少ないものは後回しにし、高いものは重点的に授業する。

何をしたらいいか(どの教材とか勉強法とかの話)もすぐ教える。

そう。塾としては当たり前のことをしている。

でも、最近それだけでいいのかなぁと思う。

なぜなら、考えるという習性がない子が多いのだ。これは当塾の話ではなく、世間一般的な話である。

例えば国語

文章をある程度考えて書く問題に関して言えば、何も書かないという生徒がとても多い。で、終いに何というかといえば、

答えはどこに書いてありますか?

と聞いてくる。

おいおいと思ってしまう。

きっと彼らは、何も書かないでじっとしていれば、答えを教えてくれる優しい先生がいて、その先生が言った答えをそのまま写すのだろう。


本当にこれでいいのだろうか・・・

答えは埋まる。でもその代わりに大事なものを彼らはなくしていると思う。



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